神奈川県 F様 焼き仕上げ ねず 縁オイル仕上げ No13

修理前↓

修理後↓

修理前↑

小さな傷、欠けなどはありましたが、引出しの角などがしっかり立っていて

とても大切にお使いになっていたようです。

縁の部分は朴の木(ホウノキ)で出来ています。

今回はケヤキを使用して修理をしました。

全て削った状態です↑

朴の木(ホウノキ)の部分を塗装しました。

お納めさせて頂いた時の写真です

お母様が嫁いだ際、持っていらしたタンスだそうです。

直してまた末永く使って行きたいと思う気持ちに

お役に立てたことをうれしく思います。

当初置く部屋の模様替えも考えましたが、出来上がってきた

タンスの主張が「余計な事をしなくて良い!」とでも言う様で

現状のままでステキに収まりました。

予想以上の出来栄え 本当にありがとうございました。

又、配送の際の心配りも本当に心温まるものでした。

お客様の声です↑

こちらこそありがとうございました

東京都 S様 オイル仕上げ ライティングビューローに作り変え No12

修理前 ↓

 

 

修理後 ↓

 

 

 

一つのたんすを横並びに置けるチェストに改造しました。

高さを合わせてあります。

kiritansu (12)

 

 

三ッ重ねの一番上の部分ライティングビューローに改造しました。

 

 

取手は木製(クルミ)です

 

納めたときの写真です

 

 

お客様の声です ↑

 

打ち合わせに使用した制作図面です ↑

亡くなられたお母様の使われていた桐たんすだそうです。

何回も図面等で打ち合わせを行いご納得頂けるものになったと思います。

お母様の大切にしていた桐たんすを、ご自身のライフスタイルに合わせて修復をして

これからも使い続けたいと言うお気持ちに少しでもお役にたてたことをうれしく思います。

詳しい作業工程はこちらのブログに記載してあります。

東京都 K様 オイル仕上げ No10

修復前↓

かなり傷みが激しく細かい傷などは無数にありました。

傷を完全に直してしまうと綺麗になり過ぎてしまい

味わいが無くなってしまう可能性があります。

引き出しの出し入れ、扉の開閉

桐たんすとしての気密性などは完全に修復し、

表面の風合いは古いイメージを残した修復を行いました。

修復後↓

金具も錆を落とし、焼き付け塗装を行っています。

納めた時の写真です↓

とても喜んで頂きました

お客様の声↓

祖父の使っていたタンスで処分しかと悩んでいた物が

生まれ変わった様にキレイに新しいものになりとても嬉しいです。

埼玉県 N様 オイル仕上げ(ウォールナット)No6

修理前↓


かなり古いもので、痛みもかなりひどい状態でした。


板割れが無数に発生しています。

通常の桐たんすの削り直しですと、板割れは木をを埋めて直しますので

このように無数に割れが発生していると、膨大な時間と手間がかかります

それに古い材料の部分と新しい材料の部分がはっきり出てしまうので

仕上がりがあまり良くありません。普通の削り直し屋さんですと、お断りするか

かなりの追加料金が発生すると思われます。

今回は一度ばらしてから組直す方法で修理を行いました。

この方法ですと、痛み具合に関係なく一通りの修復作業を行えます

痛み具合で、料金が変わらない理由がここにあります。

 

これはたんすの底の部分です

 

 

墨で書いてあるのは、たんすの名称と金額らしきものです→

(木も一部朽ち果てています)

 

今回の修理方法は、完全にバラバラにしてから始めました↓


ばらした後 接着部分をカンナの機械にかけて平らにします。↓

ばらした板を接着剤でくっつけて一枚の大きな板にします↓

こうして、板を一枚一枚直して行きます。↑

直した板を今度は組んでたんすに戻して行きます。↓

あとは、表面を削って色を付けて完成です


修理後↑↓

「あえて古さを残す」は修理前のイメージに近づけて、完全に修復する方法です。

金具はサンドブラスト後 黒の焼き付けて直してあります↓

納めた時の写真です↓


お客様の声です↓

「古いたんすだったので、うまく直せるか心配でしたが、基礎構造部もしっかり直していただき、金具・表面の塗り直しも想像以上のいい仕上がりとなり満足しております。本当にありがとうございました。」

大変よろこんで頂きました。

今回は2棹目の修復でしたが、もう1棹修復の依頼を頂きました

有難うございます。

 

東京都 K様 小さいタンスに作り変え No3

修理前↓

このタンスを小さい小引出しに作り変えます。

図面です

こちらが完成です

 

一度ばらして使える材料を取り出し再制作してあります。

思い出のタンスでもどうしても置けない場合がありますが、

小さく作り替えれば思い出と共に又使うことが出来ます。

 

埼玉県 M様 オイル仕上げ No1

修理前↓

修理後↓

お納めした時の写真です↓


元のままだと居間には浮いてしまう感じがあったのですが

雰囲気に合うようになりました。また、中の汚れがすっかりきれいになり

衣類を入れる抵抗がなくなりました。たんすの状態に合わせて

適切なアドバイスをしていただき 思い通りの仕上がりになったことを

大変喜んでおります。母の嫁入り道具ですのでこれからも大切に

使っていきたいと思います。ありがとうございました。

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